門田です。ブログを初めて早一か月・・・。
少しは読みやすくなっているでしょうか?(笑)
今日はGaroonとkintoneを連携させる方法を紹介していきます。
そもそもGaroonって何?という方はURLをクリックし、一読して頂ければと思います。(https://garoon.cybozu.com/jp/)
ということで今回はGaroonとkintoneを両方利用している方への便利技です。
現在利用している方はもちろん、今後利用を考えている方も参考にしてみてください。
具体的な作業の内容としては、kintoneに企業情報が入力してある会社に訪問する予定があるとします。その予定をGaroonのスケジュール機能で入力したときに、kintoneにある企業情報もGaroon上で閲覧できてしまえば便利ですよね。これが可能になるように設定していきます。
つまり下図のように、kintone上の情報をGaroonに引っ張ってくるというイメージです。
では実際の設定に進みます。
①kintoneでのアプリ作成
まずkintoneで企業情報入力アプリを作成します。
アプリ作成が今回の目的ではないので、項目自体は少なめです。
ここでのポイントはスペースです!必ずドラッグアンドドロップしておいてください。
スペースフィールドの右上の設定ボタンをクリックすると「要素ID」と表示されるので、とりあえずGaroonと入力しておきます。
これで保存、設定完了をし、アプリの設定を一度終わらせます。
②kintoneでのシステム設定
次にkintoneのホーム画面に戻り、「kintoneのシステム管理」をクリックします。
なお「kintoneのシステム管理」をいじれるのはシステム管理者のみとなっています。
次の画面では一番下にある「プラグイン」をクリック。
以下のように表示されるので、「Garoonスケジュール連携」をインストールしてください。
(インストール済みの方はこの手順はスキップしてくださいね。)
再び先ほどのアプリの設定に戻り、詳細設定からプラグインをクリック。
左上のプラグインの追加をクリックしてください。
いくつかのサービスが表示されるので、Garoonスケジュール連携を選択。
設定ボタンをクリックします。
スペースフィールドから「Garoon」を選択します。
(ここでは、スペースフィールドの要素IDで入力した名称が選択肢として表示されます。)
これで保存し、kintoneにおける設定は完了です。
③Garoon設定
次にGaroon上での設定に進みます。
まずGaroonシステム管理をクリックします。
各アプリケーションの設定→スケジュール→kintone連携と進みます。
「連携項目を追加する」をクリック。
以下のように設定します。
項目名は用途に合わせ、自由に設定してください。
アプリIDは、企業情報を入力しているkintoneアプリのURLに含まれる3ケタの数字を入力してください。
フィールドコードとは、kintoneのレコードにおける、企業名・電話番号・住所項目のことです。
フィールド名で表示されていればもう少しわかりやすい気もするのですが・・・。
追加をクリックして完了です。
④実際に利用してみます。
きちんと設定できているかGaroonページから確認してみましょう。
Garoonのホーム画面にあるカレンダーの左上の編集ボタンをクリックし、予定の入力画面に進みます。
企業情報という項目が表示されているので、追加をクリックし、表示する企業を選択します。
こんな感じになります。
きちんとkintoneに入力されている企業情報が表示されていますね。
これで成功です。
訪問先の企業情報を知りたいときに、わざわざGaroonとkintoneの二つのサービスを開く必要がなくなります。
さらにもう一つ!
この設定をすることで、kintoneからGaroon上のスケジュール登録をすることも可能になるのです。
Kintoneアプリで、レコードの詳細表示画面に進むと、こんな風に予定の登録ボタンができています。
予定の登録をクリックするとこんな感じですね。
つまりkintoneに企業情報を入力するついでにGaroon上にスケジュール追加もできちゃうということです!
なかなか便利な機能ではないでしょうか。(笑)
今日の設定はここまでです。
Kintone、Garoonどちらも便利なサービスなのですが、一緒に使うことでさらに効率化が図れそうです。
記事を参考にぜひ使ってみてください!!