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プリントクリエイターで、電子印鑑対応kintoneアプリを作ってみたよ!【追記あり】

プリントクリエイターで、電子印鑑対応kintoneアプリを作ってみたよ!【追記あり】

トッティです。

弊社ではkintoneに連携した帳票サービス、プリントクリエイターを提供していますが、お問い合わせで多いのが「電子印鑑には対応してないの?」といったものです。

プリントクリエイターは画像出力に対応しているので、電子印鑑の印影画像を毎回添付することも勿論可能ですが、運用上それは物凄く手間ですよね。
実はkintoneアプリを2つ組み合わせることで電子印を押した状態の帳票を簡単に出力することが可能です。

完成形、今回はこれを作成する

 

早速、サンプルとなるアプリを作成してみたいと思います。

まずはドキュメントアプリを作成する

現在使っている、決裁の印鑑が必要な項目をそのままkintoneアプリとして作成し、フォーマットをプリントクリエイターで作成します。

今回は上長の決裁が無ければ提出できない見積書を作成します。

kintoneではこんなアプリを作成する

kintoneではこんなアプリを作成する

ここの「部長」「主任」「担当」は一旦無視してください。後で説明しますね。
ドキュメントアプリはこれで完成です。

次に、それぞれのユーザーに紐づく電子印鑑の印影画像を登録するアプリを作成します。

印影画像登録アプリを作成する

これは凄く簡単です。ユーザーと印影画像を紐付けるためだけのアプリです。今回は「ユーザー選択」と「添付ファイル」の二つのフィールドだけでアプリを作成しました。

「ユーザー選択」と「添付ファイル」のみ

「ユーザー選択」と「添付ファイル」のみ

このアプリには、電子印鑑を押印するであろうユーザーと印影画像を登録しておきます。

ちなみに、ここで作成した印影は日本郵便のサイトで作成しました。年賀用らしいです。便利。

これで、kintone側の準備は整いました。あとはプリントクリエイター側の設定を行ないます。

プリントクリエイターの帳票レイアウト設定を行なう

今回は下記の様なフォーマットの見積書を使用します。
プリントクリエイターの基本的な帳票設定はHPに譲りますが、こちらの様に設定いただくことでテーブルのデータも出力が可能です。

印影出力以外に関しては設定完了

印影出力以外に関しては設定完了

さて、押印に関して以外は設定ができました。

印影を出力するためには、アプリ連携を行う必要があります。これは複数アプリからのデータ出力のために行なう設定です。見積の数字や社名はドキュメントアプリから、印影の画像は画像アプリから出力します。

アプリ連携を行なう

さて、アプリ連携を行なうにはキーとなる値が必要です。ここまでアプリを作成してきた皆さんならお分かりかと思います。そう、今回は「ユーザー選択」フィールドをキーとして使用します。見積アプリで選択されたユーザーの印影を出力します。

印影出力

アプリ連携の設定は、少し難しく、カスタマイズ性が高いのでサービスページからのリンクは用意していません。HPのカスタマイズについての説明ページからのみリンクを用意していますが、プリントクリエイターにログインした状態で下記ページにアクセスすることで設定が可能です。

アプリ連携設定ページ:https://print.kintoneapp.com/relation-app/

アプリ連携を設定する

アプリ連携を設定する

アプリ連携の設定は上記の様に行ないます。①はどのアプリと連携を行なうか。この場合は印影画像登録アプリのURLを登録します。②は連携クエリとなります。詳しい記述方法はこちらを確認してもらえればと思いますが、今回の

ユーザー選択 in ({%ユーザー選択_1%}) order by レコード番号 asc limit 1

は、「連携先(印影画像登録アプリ)のユーザー選択の値が連携元アプリ(見積アプリ)のユーザー選択の値と同じであれば、レコード番号順に1件連携する」という意味の記述です。

ざっくり言うと「見積アプリで選択したユーザーに対応したデータを、印影画像アプリから持ってくるよ!」という意味です。「ユーザーに対応したデータ」とは後で指定しますが、勿論印影画像です。

※正確には「同じであれば(=)」では無く、「含まれていれば(in)」の記述になっています。このあたりは対応クエリの有無などが絡んできますので、あまり気にしないでください。

もう一度帳票レイアウト設定へ

さて、連携設定が出来た所で、帳票設定に戻ります。先ほど設定が完了していなかった、印影の部分の設定を行ないます。

 

連携アプリから印影画像を出力する

連携アプリから印影画像を出力する

上記画像のように、担当者印を押印すべきところにレイアウトを行ないます。

詳細のカスタマイズコードはこちらの資料をご覧いただければと思いますが、上記画像のコードを簡単に説明します。

[code]
{=PC_MAGIC_START // プリントクリエイターの裏ワザコードを記述し始めます!という宣言
ELEMENT_TYPE=RELATION_APP; //今回のエレメント(出力する対象)は連携アプリから持ってきます!
ELEMENT_STYLE->RELATION_APP_ID=102; // 連携アプリの番号は102!※連携アプリを設定している時のURLから確認可能→relation-app/○○○/edit
ELEMENT_STYLE>RELATION_APP_TYPE
=IMAGE; // 出力するエレメントの形式は画像!※STRING, NUMBER, DATETIME, IMAGE, QRから指定する
PC_MAGIC_END=}{%添付ファイル%} // 持ってくるエレメントのフィールドコードは「添付ファイル」!
[/code]

これで、設定は完了です。 このアプリ連携作業を「主任」「部長」の分も行えば、レイアウト完了です。

最終的にどんな動きになるかは下記をご覧ください。

電子印鑑動画

 

問題無く、印影が出力出来ました!是非、こんな使い方もお試しくださいね。

 プリントクリエイターは30日間お試し受け付けてますよ〜!

それではまた。

 

追記:アプリ連携もマウス操作のみでできるようになりました!

 

以前までは上記の様に、カスタマイズコードを入力しなければいけませんでしたが、バージョンアップにより、マウス操作のみで設定できるようになりました。

アプリ連携の設定画面

①:連携をする先となるアプリのURLを入力します。

②:取得条件を決めます。連携をするにあたって、キーとなる項目を設定します。

③:連携クエリですね、この辺りは以前の設定方法と変わりません。

 

アプリ連携した項目をレイアウトする画面

スクリーンショット 2015-08-04 21.27.55

ここが大きく変わりました。カスタマイズのためのコードは不要になり、マウス操作のみで設定が可能です。

①:アプリ連携フィールの種類を選択します。今回は「画像」を他のアプリから取得・出力します。

②:画像の配置箇所を調整します。

③:どのアプリ連携かを選択します。今回は1つのアプリ連携しか設定していませんが、複数アプリから情報を取得するためいくつかのアプリ連携を設定することもあるでしょう。

④:連携先のアプリから、出力したフィールドを選択します。

 

どうです?できそうでしょ?ぜひトライしてみてください。

 

それではまた。

【関連記事】弊社三浦がさらに少し高度な設定を試してみました。

プロセス管理の承認者印影をプリントクリエイターで出力する

少し複雑な内容になりますが、こちらもぜひお試しください。

この記事を書いた人

トッティ
トッティ
トッティです。「開発者ではない。でも、いろいろkintoneを使い倒したい!」そんなあなた、奇遇ですね、僕もです。非開発者としての高みを目指しつつ、その道程を共有致します。

今日も張り切って行きましょう。
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