【5月8日追記】先日実施いたしましたバージョンアップにおいて、機能としてフォームブリッジとkMailerを連携させることで、より簡単に自動返信メールを自社ドメインで送信することができるようになりました!
こちらの記事にて紹介していますので、ぜひ試してみてください♪
こんにちは!iPhone Xにしてからというもの、日々”映え”る写真の被写体を探していますが、つい逆光になってしまいます、嶋田です。
さて、今回はインスタ映えはしませんが、社内で”映え”ること間違いなしのお役立ち機能をご紹介したいと思いますヽ(・∀・)ノ
自動返信メールを自社ドメインで送信したい
弊社のフォームサービス、「フォームブリッジ」。フォームに登録されたメールアドレスに自動的に返信を行う機能を備えておりますが、自動返信を行うメールアドレス(From.)に関しましては、
スパムメールとして判断されてしまう危険性等を加味しまして、「noreply@form.kintoneapp.com」という固定アドレスからの送信とさせていただいておりました。

「この差出人アドレス、変更できませんか?」というお問合せをよくいただいておりましたが、その都度「恐れ入りますが、出来ないようにさせていただいております。」というご案内に終始しておりました。しかし、今回のkMailerのバージョンアップによって、光が差しました!
今回のkMailerの自動送信機能、メールを送信するタイミングとして「レコードの追加」「レコードの編集」もしくは「ステータスの更新」が選択可能となります!!!!
なので、フォームブリッジから「レコードの追加」が行われる度に、kMailerから自動送信を行うことができるようになりました。kMailerから送れば、メールは任意の自社メールアドレスを指定して送信することができますし、もちろん返信も可能です!
では早速設定を試してみます。
アプリとフォームを作成
この辺りはさらっと行きますね。まずkintoneアプリを作成します。

続いてフォームを作成します。

なお、フォームブリッジの自動送信メールは今回使用しませんので、既にフォームに設定されている場合は、「回答後処理」から削除してくださいね。

kMailerの設定をおこなう
今回はフォームブリッジと連携しているkintoneアプリが「宛先管理アプリ」(メールアドレスが登録されているアプリ)になりますので、kMailerに登録されていない場合はメールセットの作成から行います。設定方法はこちら
宛先管理アプリには、今回フォームブリッジと連携させるkintoneアプリを登録します。

メールセットの登録ができたら、自動送信の設定をしましょう。

今回は「条件を指定するアプリ」も「宛先管理アプリ」も同じくフォームブリッジと連携しているアプリになりますので、「条件を指定するkintoneアプリのURL」にも、先ほどと同様にフォームブリッジと連携しているkintoneアプリのURLを入れます。

自動送信の条件を設定します。メールを送信するタイミングは「レコードの追加」。今回は「常に送信する」を選択しますが、もし追加されたレコードの中で、さらに条件を指定して送りたいような場合は「条件を指定して送信する」から設定を行います。

この場合、「宛先の設定」は不要です。レコードが追加されたら、その追加されたレコードのメールアドレスのフィールドに自動的に送信されます。

次に、メールテンプレートの作成です。

最後に自動送信の名称を入力します。その後、確認画面で内容を確認して、「保存」を押します。

kintoneアプリでWebhookの設定を行う
kMailerの自動送信設定の確認画面で「保存」を押したら、こんな画面が出てきました。

自動送信の設定をするためには、最後にkintoneアプリに自動送信を行うための設定をする必要があります。
「Webhook URL」の文字列をコピーして、「条件を指定するkintoneアプリ」のアプリ設定画面に進みます。青い「条件を指定するkintoneアプリ」をクリックするとWebhookの設定画面まで飛べますミ(ノ。・ω・)ノ

右端にある「+ボタン」からWebhookの追加が可能です。

「説明」欄には先程の自動送信名称と同様、わかりやすい名前を入力します。Webhook URLには、コピーしてきたURLをペーストしましょう。
次に、「通知を送信する条件」ですが、kMailerの自動送信設定で「送信条件の設定」の「メールを送信するタイミング」で設定したものにチェックを入れます。
今回はレコードを追加したら常に送信する設定なので、「レコードの追加」にチェックを入れましょう。
「有効化」にチェックが入っていることを確認し、「保存」して、「アプリの設定に戻る」を押し、「アプリの更新」を行います。
アプリの更新までされていないと、Webhookが動く状態にならないので要注意!!!

アプリの設定に戻る→アプリを更新まで行います。

フォームブリッジから投稿してみる
それでは、実際にフォームブリッジから投稿してみましょう!!!!

投稿後、kintoneアプリにレコードが追加されました!

1,2分後くらいにメールボックスを確認してみると…

kintoneアプリのWebhookの画面で、ログも確認できます。

「送信履歴アプリ」に、自動送信に関しても送信履歴が残ります。
なお、通常のkMailerによるメール送信の場合、「送信者」には操作をしたkintoneユーザーが表示されますが、自動返信の場合、自動的に送信を行っているため、「送信者」は「Administrator」で表示されます。

いかがでしたでしょうか。
少し設定の手順がありますが、ひとつずつ行っていけばそこまで複雑ではないかと思いますので、ぜひ試してみてください♪
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